新潟直送計画からのお知らせ

#新潟直送計画で買ったよ キャンペーン11月のプレゼント

県内の屈指のル・レクチェ生産元「有限会社 えいか」。果樹栽培の盛んな新潟市月潟地区で様々な農法を使い、より良い農業を探求し続ける。

有限会社 えいか 若手中心に産地を盛り上げる「有限会社 えいか」

果樹栽培の専門家が集い結成された農業法人

新潟県月潟地区は信濃川の支流である中之口川という河川が流れ、とても水源に恵まれている地域。また、ミネラルを豊富に含んだ肥沃な土壌を有しており、農産物の栽培が盛んに行われている。そんな月潟地区と西白根地区の農家が集まり結成された「有限会社 えいか」。果樹栽培のプロがそれぞれの知識・経験を持ち寄り、より美味しい果物の栽培を始めた。農園が特に力を入れて栽培を行っているものが、幻の洋梨ともいわれる「ル・レクチェ」。元々はフランスを原産地としていた洋梨だが、栽培の難しさから、現在では新潟県でしか生産されていない。とろけるような果肉と濃厚な甘みが特徴で新潟冬ギフトとしての人気が非常に高い果物だ。農園のルレクチエは、栽培面積が県内最大規模として知られている。

「えいか」という名前に込めた想い

「えいか(盈科)」という名前は、中国の思想家である孟子の『科(か)に盈(み)ちて後進む』という言葉に因んでつけられた。流れる水がくぼみ(科)を満(盈)たしてから先に流れていく、つまりは農業も一つ一つ課題を解決して、先に進んでいこうという意味があり、日々より良い農産物作りへの努力を積み重ねている。農業を行う上で重要な土づくりについては、勉強会を立ち上げ、本当に良い農産物を育てるための方法を常に探求している。ル・レクチェ栽培においては、品質を重視し、米作りで出たもみ殻やル・レクチェの葉などから作られた堆肥を使用。人にも自然にもやさしい環境循環型の農業を目指している。

若手とともに。農業を自立できる産業へ。

年々農業就業人口は減少し、就業人口を占める65歳以上の割合が増え続けている。そんな農業の高齢化問題を深刻に受け止めている代表の児玉さん。農業を産業として自立したものにした上で、地位を確立させていきたいと考えている。農園は、若手中心で運営が行われており、人材の育成に力を入れている。これからも若手の採用を積極的に行いながら、農業を探求できる仲間を集い、より良い農作物を提供していけるような会社にしたいと力強く話してくれた。

  • 広大な面積を誇る農園 広大な面積を誇る農園
  • こだわりの土づくり こだわりの土づくり
  • 追熟前のル・レクチェ 追熟前のル・レクチェ
  • 収穫直後 収穫直後
  • 丁寧な選別作業 丁寧な選別作業
  • ル・レクチェ県内生産量の約3%を占める ル・レクチェ県内生産量の約3%を占める

生産者紹介

代表:児玉智志
代表児玉智志

新潟県月潟地区出身。中学生の頃、日本中が米不足となった「平成の米騒動」に衝撃を受け、人が生きていくために必要な食糧の大切さを実感。農業を志した。農業高校を卒業後、アルバイトをしながらも、有限会社えいか(当時は盈科生産組合)に入り、農業を学ぶ。当初から、栽培したお米から出る「籾殻」を利用し、自家製堆肥を作るなど、自然の循環について考える機会を多く得たという。現在は、もっと美味しいお米やル・レクチェを育て、全国に広めていきたいという想いから、技術を継承しつつ、さらに進化させ、栽培面積を拡大させている。「農業は、人々が生きていくための基礎を担っている仕事で、誇りに思っています。少しでも良いから日々のパワーになれたら嬉しいです」と、農業のやりがいについて語ってくれた。2021年、代表に就任。「さらに多くの仲間を集め、農業を通じて日本を元気にできるような会社になれるよう頑張ります」と、力強くコメントする。

店舗詳細

店舗名称 有限会社 えいか
住所 新潟県新潟市南区下曲通120-4
営業時間 9:00-17:00
定休日 不定休