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三条市下田地区で代々米を栽培する堀江農園。稲の栽培に最適な土地で、稲の健康を重視した栽培を心がける。直接販売を通じ「下田産コシヒカリ」の知名度向上に努めている。

堀江農園 魚沼産や岩船産と並ぶ銘米「下田産米」を育む守門岳と粟ヶ岳

「下田産コシヒカリ」の認知度向上に努める堀江農園

堀江農園は、県内でも有数の美味しい米が生産できる地域の三条市下田(しただ)地区にある米農家。「従来品種コシヒカリ」を中心に、「コシヒカリBL」「ミルキークイーン」「こしいぶき」の栽培も手掛けている。代表の堀江さんは40年以上米作りに携わるベテラン農家だ。30年前に父から代を継いで以来、米の直接販売にも積極的に取り組み、農園で生産されるコシヒカリはすべて自社で販売している。自社販売に踏み切った背景には、「下田産コシヒカリ」を多くの人に知ってもらいたいという想いがあった。きっかけは、2007年頃に堀江さんが新潟市内で米を店頭販売した際、伊豆の「下田(しもだ)」と勘違いされたことに大きなショックを受けたことだったという。新潟県に住んでいる人でさえ下田(しただ)を知らない人が増えてきていることを実感し、米の販売を通じて「下田産米」の認知度アップを目指した。東京の販売会にも参加し、今ではリピーターのお客様も多く、口コミによる新規のお客様からの問い合わせも増えている。

稲の生育に最適な土地で稲の健康に配慮した農業

堀江農園のある三条市下田地区は、守門岳と粟ヶ岳に挟まれた山間地。昼夜の激しい寒暖差と、川の源流に近く水が綺麗なことが稲の生長に適している。そのため、県内でも有数の美味しい米が生産できる地域なのだ。実った米はもっちり甘く、その品質の高さから、有名ブランドとして人気を集める「魚沼産」や「岩船産」と並ぶ銘米として選出されたこともある。さらに、堀江農園では「稲にも人間にも健康的な農業」をモットーとして、減農薬・減化学肥料の栽培で食の安全に配慮。また、色彩選別機に2回もかけることで、味だけではなく見た目も美しい米を消費者に届けている。

  • 堀江農園
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生産者紹介

代表:堀江幸一
代表堀江幸一

三条市下田地区出身。高校卒業後、地元企業に勤めながら家業である農業に40年以上携わる。30年前に父から代を継いでからは、コシヒカリの自社販売にも注力。自社販売を通じて「下田産米」の美味しさをもっとたくさんの人に知ってほしいとの想いを持つ。「稲にも人にも健康的な農業」をモットーに、お米の美味しさのみならず、減農薬・減化学肥料の栽培で食の安全にも配慮している。今後は耕地面積の拡大や収量増加とともに、農業に携わりたい人の受け皿を整備していきたいと意気込んでいる。

店舗詳細

店舗名称 堀江農園
住所 新潟県三条市鹿峠1057-2