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豆腐屋のご主人と食のプロである奥様が2人3脚で営む豆腐スイーツの店舗。原料や製法にとことんこだわり、美味しく安心して口にできるものだけを提供する。

とうふ工房 豆ノ助 身体想いお豆腐とスイーツを製造・販売

県外から移住し地域の豆腐屋を継承

新潟県中越地方に位置する小千谷市。ここで手作りの豆腐を使ったスイーツを提供している「とうふ工房豆ノ助」。経営するのは、2013年にそれぞれ「地域おこし協力隊」のメンバーとして小千谷に移住した坂本ご夫妻だ。「地域おこし協力隊」とは、2009年に総務省がスタートさせた制度で、都市部の人材が地方に移住し、地方自治体の委託を受けて地域の問題解決や発展のための活動を行うもの。田舎で食に関する仕事をしたいと考えていた奥様の香奈子さんと、農業ビジネスに興味があったというご主人の慎治さんは小千谷市の募集に応募した同期として出会い結婚。そのタイミングで当時ご主人が担当していた「真人」地域で唯一の豆腐屋に後継者がいないと聞き、後を継ぐことになった。そこからこだわりの豆腐作りが始まり、毎日食べるものだからこそ、原料と製法にこだわり、使用する大豆は全て国産・余計なものは一切加えずに作る。当初は豆腐やがんも、油揚げなどを作っていたが、もっと幅広い世代の人に自分たちの作った豆腐を届けたい、食事以外のシーンでも口にして欲しいとの想いで始まったのが豆腐スイーツ作りだ。アレルギーなどを考慮しバターは極力使わない、白砂糖の代わりに吸収が穏やかでミネラル分が豊富なきび砂糖を使用するなど、こだわりは強い。さらに身体に良くても物足りなかったり美味しくなくては意味がないと、「スイーツとしての美味しさ」も妥協せず、レシピ開発は菓子教室主宰のスタッフと共同で行った。

地域密着、地元住民に愛される店舗

「特別な日のケーキではなく、毎日のおやつとして口にしてほしい」そんな想いで製造・販売する豆腐スイーツは、その想い通り地元住民が気軽に立ち寄り、気軽に手にとって貰える商品となっている。豆腐を買いに来たついでに「きょうのおやつに!」と買っていく客も多いという。また、卵不使用のケーキもあるため、アレルギーのある子どもでも安心して食べられると喜ばれている。今後も安心して選んでもらえる商品展開を続け、色んな食材やジャンルにも挑戦していきたいと意気込む。

  • とうふ工房 豆ノ助
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生産者紹介

店長:坂本香奈子
店長坂本香奈子

新潟市江南区出身。県内の高校を卒業後東京の大学に進学し食について専攻する。卒業後は食品会社の営業として勤めるも、都会での生活が肌に合わず田舎への移住を決意。田舎暮らしを模索していた所、総務省が募集していた「地域おこし協力隊」の情報に出会い応募。新潟県の小千谷市に協力隊のメンバーとして移住した。そこで当時同期のメンバーだったご主人と意気投合して結婚。当時ご主人が担当していた地域の豆腐屋を継いだことがきっかけで、「とうふ工房豆ノ助」を開店。お豆腐スイーツ作りに携わる。今後も豆腐の特性を生かして色んなジャンルの製品開発を進めたいと意気込む。

店舗詳細

店舗名称 とうふ工房 豆ノ助
住所 新潟県小千谷市真人町甲586-7