SEIRO FRUIT VILLAGE
新潟県北蒲原郡聖籠町 店舗カテゴリ:果樹園新潟県北蒲原郡聖籠町の若手果樹農家が集まり設立した「SEIRO FRUIT VILLAGE」。果樹の里から採れたて新鮮な果物を全国へ届ける。
聖籠町の果樹栽培を盛り上げる若手農家が集結
2015年、新潟県西蒲原郡聖籠町の若手果樹農家3件が集まり、「SEIRO FRUIT VILLAGE」を設立した。新潟県沿岸北部に位置する聖籠町は果樹栽培に適した砂丘地であり、さくらんぼ・葡萄・梨・桃などの栽培が盛んに行われてきた。しかし、近年では農業者の高齢化や担い手不足に伴い耕作放棄地が増加。この現状を打開し、産地の維持とさらなる産地強化を目指すべく立ち上がったのが、「さくらんぼ屋 伝作」の宮野さん、「やまこう田邉農園生産」の田邉さん、「ぶどう屋 半五郎」の伊藤さんである。3件の農家が集結することで互いの強みを活かし、サポートし合いながら精力的に活動を行っている。
地域一帯となりさらなる発展へ
SEIRO FRUIT VILLAGEでは、地域としての大きな発展を目標としている。例えば、遊休農地・耕作放棄地を有効活用し、農地集積することで直売施設や観光果樹園といった複合施設を共同運営による地域活性化。さらに、SEIRO FRUIT VILLAGEとしての商品ブランド化による、催事・イベント出店や販路拡大。また、未来の担い手育成にも助長しており、研修後の独立運営の準備から機械導入に至るまで、幅広いサポートを行う体制を整えている。今後は、通年で旬の果物を提供するために、新しい果物や品種栽培にも積極的に取り組んでいく予定だ。聖籠町のさらなる発展に目が離せない。
生産者紹介
さくらんぼ屋 伝作宮野公之
新潟県北蒲原郡聖籠出身。子供の頃は美術家になりたかったという宮野さん。高校卒業と同時に上京し、専門学校に通った後に広告関係の企業へと就職。フリーペーパーの作成などクリエイティブな仕事を手掛けてきた。そして、食への興味から飲食業に転換。その探究心が調理から生産へと変わり、新潟へのUターンを期に専業農家として家業のさくらんぼ農家を継ぐことを決意する。農業をスタートするにあたり、改めて実感したのは地域での協力関係の重要さだったという。現在は、SEIRO FRUIT VILLAGEの一員として、働きやすい環境作りや販路拡大など、様々な課題に日々邁進している。今後は、"さくらんぼ栽培で日本一になりたい"と、熱い思いを語ってくれた。
店舗詳細
店舗名称 | SEIRO FRUIT VILLAGE |
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住所 | 新潟県北蒲原郡聖籠町大字三賀848 |