堀周商店
新潟県新潟市南区 店舗カテゴリ:味噌・醤油醸造大正15年から受け継がれる越後の老舗味噌醸造元!甘口から濃口まで、こだわりのお味噌を日々醸造中!
その始まりは糀屋として
時は大正。元々新潟県燕界隈の市で米糀(こめこうじ)を販売。米酢なども扱っていたという。そこで売れ残った糀を何かに使えないかと考え、”糀みそ”をつくりはじめた。これが堀周商店誕生のきっかけであったという。その後、当時の中之口村高野宮に味噌工場を移転し、本格的な味噌醸造がスタート。糀屋であったため、扱う糀はもちろん糀屋独自の品質。それによって作られるお味噌も、当時から高品質なものであったことは想像に難くない。今の堀周商店の上質美味な越後味噌。そのルーツは”糀屋であったこと”にある。
老舗味噌蔵として、味噌一筋80年
新飯田工場に併設されている事務所において直営販売も行っているが、徐々に販路も拡大し、今では酒屋さんや小売店といった卸しが販路の8~9割程を占める。また、買ったお客さんからのクチコミが広がり、県外の人から堀周商店の味噌を購入される機会も増えたという。そして、気付けば歴史80年超を有する老舗味噌醸造元となっていた。
扱う商品は越後味噌、みそ加工品、みそ漬など。また、甘口のものから味濃いものまで幅広く扱う、正に味噌一筋な老舗味噌醸造元。近年ではその味・品質の高さから、おかずみそとしてコンビニのおにぎり具材にも選ばれ扱われているほど。お味噌醸造には手間暇掛け、商品一つ一つに手塩をかけて、おいしく高品質な商品づくりを行っている。
こだわりの味噌、『弥彦山』・『丸大豆仕込み味噌』・『コシヒカリ玄米みそ』
『弥彦山』は堀周商店の独自商品で、30年続く大人気商品。長期熟成により味噌の風味、大豆のしっかりした味わいが特徴の赤みそで、堀周商店の看板お味噌である。お味噌汁としての利用はもちろんのこと、その濃い目の味わいを活かした「味噌野菜炒め」としても非常に美味しく頂ける。
『丸大豆仕込み味噌』は、塩分控えめで優しくまろやかな味わいが特徴の淡色白味噌。新潟県産100%の丸大豆を、何と”粒ごと”そのまま使用しており、味噌の味と大豆の味・食感を同時に楽しめる、堀周商店の大人気お味噌だ。
更に今回新潟直送計画では、お味噌の種類豊富な堀周商店から厳選チョイス、『コシヒカリ玄米みそ』も扱わせて頂くことに!こちらは香り豊かで塩分は控えめの白味噌。「コシヒカリ玄米糀」を使用しており、”甘み”を強く感じ取れる逸品。
それぞれほっこりおいしい堀周商店の味噌の味、是非その舌で味わって頂きたい。
生産者紹介
5代目堀イツ子
歴史80年以上、「堀周商店」の看板を背負う5代目直系当主。活力・元気の溢れる人柄が非常に魅力的な堀さん。経理事務所で経験を積んだのち、堀周商店に勤める。創業からは5代目だが、味噌屋としては3代目。祖父、父親がそれぞれ初代、二代目にあたる。「人に喜んでもらえる味噌づくり」が何よりのこだわりである。
堀周商店の扱うお味噌は種類豊富で、その特色も実に豊か。また、みそ漬・みそ加工品も手掛けているが、その全てへのモットー・想いが「丁寧に」。商品生産・製造は勿論のこと、梱包にも力を入れており、それぞれの商品が特製の化粧箱に入れられている。贈答品としても「喜ばれる」ために、「丁寧に」その外見を仕立てているのだ。
繁忙期は年の暮れ。夏場と比べると生産量・出荷量も増え、その忙しさは相当なものとなるようだ。ただ、忙しいことを理由に手を抜いてしまえば味・品質に直結する。堀周商店としての味を守り、お客さんにも長年愛され続けているのは、やはり「人を想う」気持ちの強さだろう。それはいかなる時も手を抜かないということ、丁寧に商品づくりを行うこと。これによって食べる人も喜びを感ぜずにはいられない、ほっこりおいしい堀周商店のお味噌が長年に渡って生み出されていると言える。
店舗詳細
店舗名称 | 堀周商店 |
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住所 | 新潟県新潟市南区新飯田2343番1 |
営業時間 | AM8:30~PM5:30 |
定休日 | 土(月2回不定期)・日・祝祭日 |
その他 | 上記店舗詳細は新飯田工場事務所のものです。 本社 : 〒950-1455 新潟県新潟市南区新飯田834番地 中之口味噌工場 : 〒950-1324 新潟県新潟市西蒲区高野宮4608番 |