西村農産
新潟県新潟市西蒲区 店舗ジャンル:農家・農業法人新潟市西蒲区で米づくりに取り組む農家。看護師時代に抱いた「人は毎日の食からできている」という考えから玄米に着目し、農薬や化学肥料に頼らない栽培にも注力している。
元看護師の視点を生かした米づくり
西村農産は、新潟市西蒲区の米農家。昔ながらの従来品種コシヒカリを育てている。代表の宮路拓さんが就農したきっかけは、1876(明治9)年頃から代々米づくりを営んできた親戚に、「農家をたたむ」と告げられたこと。「子どもの頃に通い慣れた場所がなくなるかもしれないと思ったら、いろんな光景がよみがえってきて。その場で継ぐことを決めました」と、振り返る。宮路さんは元看護師。ICUや救急外来など医療の最前線で、約17年間患者さんと向き合ってきた。その中で行き着いたのが、「人は毎日の食からできている」という考えだ。米は、日本の食卓に欠かせない主食。だからこそ、健康とのつながりを意識してほしい。着目したのが、白米と比べて栄養価を多く含む玄米だった。より安心して食べてもらえるよう、一部の田んぼでは農薬や化学肥料に頼らない栽培にも取り組んでいる。いのちを守る現場から、いのちを育む田んぼへ。看護師として培った想いが、米づくりの基盤となっている。
稲そのものを、丈夫に育てる
田んぼがあるのは、越後平野の西部に位置する巻地区。一面に水田が広がる、古くから稲作の盛んな土地だ。一級河川の西川から水を引き、稲が育つのに恵まれた環境が整う。この地で宮路さんがこだわるのは、稲そのものを丈夫に育てること。苗は籾から育て、魚由来の有機質肥料を元肥に入れた田んぼに植え付ける。その後も生育の様子を見ながら、適切なタイミングで必要な資材を与えていく。農薬を使用しない田んぼでは、草取りも欠かせない。苗が小さいうちは機械を使い、田んぼの水を抜く中干しの時期は、ひたすら手で抜いていく。「稲に吸ってほしい栄養を、雑草に持って行かれたくないんです。だから、除草はできるだけくまなくやるようにしています」と、宮路さんは語る。手をかけた分だけ、稲は力強く育つ。その一粒一粒に、宮路さんの丁寧な仕事が詰まっている。
生産者紹介
代表宮路 拓
燕市出身。看護学校を卒業後、看護師としてICUや救急外来などさまざまな現場を経験する。37歳の時に親戚の田んぼを引き継ぎ、新規就農した。「看護師は、臨機応変に多くの業務をこなしながら、ミスが許されない仕事。一方で農業は、先の読めない天気を相手にする作業です。看護師時代と同じように、繊細で緻密な管理が求められます」と、宮路さん。身についた几帳面さは、丁寧で気配りの行き届いた梱包にも生きる。「これからも頼まれた田んぼはできる限り引き継ぎ、農薬や化学肥料に頼らない米づくりも広げていきたいです」と、力を込める。日々の励みは、お客様の「おいしい」の一言。西村農産のお米は、身体を気遣う想いを添えた贈り物としても喜ばれている。宮路さんが届けるのは、米だけではない。そこには手に取ってくれた方の身体を想い、健やかな毎日を願う気持ちも込められている。
店舗詳細
| 店舗名称 | 西村農産 |
|---|---|
| 住所 | 新潟県新潟市西蒲区巻甲5512 |












































