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弥彦村を中心にポン菓子の移動販売を行っている店。地元のブランド米「伊彌彦米」を使ったキューブ型のポン菓子は、「弥彦のお土産品」として人気を集めている。

黒津ポン菓子本舗 「ポンッ」という音と共に、香ばしい香りが広がる

思い出の「ポン菓子」を、次の世代へ伝える

弥彦村のシンボルであり、「いやひこ」「おやひこさま」の愛称で親しまれる彌彦神社。県内外から多くの参拝客が訪れ、県内有数の観光スポットとして知られている。そんな彌彦神社の門前にある「おもてなし広場」をメインに、ポン菓子の移動販売をしているのが「黒津ポン菓子本舗」。「弥彦のお土産品」をコンセプトに、地元の旅館や土産物店などでも販売している。代表の黒津一彦さんは、弥彦村出身。幼少期は、彌彦神社の門前が遊び場だった。「私が子どもの頃は、彌彦神社の近くにポン菓子の屋台がよく出ていたんです。『ポンッ』というお米が弾ける音のインパクトと、鼻をくすぐる香ばしい香りを鮮明に覚えています」と、黒津さん。「懐かしい記憶の中に残る感動を、現代の子ども達にも体感してほしい」という想いから、地元・弥彦村で「ポン菓子」の製造販売をはじめた。「おじいちゃん・お父さん世代にとっては、懐かしさを感じるポン菓子。幼い頃の感動を孫や子どもと一緒に再体験してもらいたいです」と、黒津さんは微笑む。

キューブ型のポン菓子「PON BLOCKS」

黒津ポン菓子本舗の定番商品「PON BLOCKS(ポンブロック)」は、可愛らしいキューブ型のポン菓子。お米に圧力をかけて一気に開放して膨らませたポン菓子に、水飴や砂糖を絡めて成型している。定番のおさとうのほか、カラメル・むらさきいも・玄米きび砂糖・ココア・黒糖抹茶など、豊富なラインナップも魅力。「一口サイズで食べやすい」「口の中で溶けていく『サクほろ食感』が美味しい」と、リピーターからも評判だ。「ポン菓子には、弥彦村のブランド米『伊彌彦米』を使っています。弥彦ならではのお土産品として、手に取ってもらえたらうれしいですね」と、黒津さん。弥彦山・うさぎ・菊など、弥彦のシンボルをデザインしたパッケージにもこだわっている。

  • 黒津ポン菓子本舗
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生産者紹介

代表:黒津一彦
代表黒津一彦

弥彦村出身。実家が彌彦神社のすぐそばで、子どもの頃から神社の祭りに参加していた黒津さん。「昔から地域の人たちにお世話になってきました。地元に恩返ししたいという想いもあり、弥彦を盛り上げるために何かできないかとずっと考えていました」と、語る。そんな想いから、20代半ばで勤めていた会社を退職し、弥彦村の旅館で働きながらポン菓子の製造・販売を開始。2021年に独立し、「黒津ポン菓子本舗」をはじめた。「彌彦神社へ参拝に訪れる方に、少しでも長く滞在してもらえるよう、ポン菓子を通してさらに弥彦を盛り上げていきたいですね」と、地元愛を語る。

店舗詳細

店舗名称 黒津ポン菓子本舗
住所 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2932-2