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都内の有名パブ「麦酒倶楽部 ポパイ」の直営醸造所として始まった「STRANGE Brewing & Lab」。自家培養酵母にこだわり、「感動するビール」を造る。

STRANGE Brewing & Lab 小さな醸造所の裏にあるホップ畑

都内有名パブの直営醸造所

「STRANGE Brewing & Lab(ストレンジブルーイング アンド ラボ)」は南魚沼市八海山の麓にあるビール醸造所。東京都墨田区両国にある有名パブ「麦酒倶楽部ポパイ」のマスターが創立した。きっかけは2013年に、故郷の南魚沼市にあるホップ畑の裏に別荘を建てたことだった。「ここに設備を用意すれば、ひょっとしてビール造りができるのではないか」と考えたマスターは、さっそく醸造免許を取得。周囲の助けを借りて、小さな醸造所を2014年に設立したのだ。店舗名は、初代の醸造担当が好きだったオールドロックバンド「Cream(クリーム)」の名曲「ストレンジ・ブルー」に由来している。ちなみに、1番の人気商品である「ゴールデンスランバー」も、ロックバンド「ビートルズ」の曲名から採用されている。

小さな醸造所が生み出す個性豊かなビール

売れ筋商品のゴールデンスランバーは、元々「麦酒倶楽部ポパイ」のオリジナルビールとして、飲みやすさと飽きない味わいを追求して開発された。他にも、ガツンとホップの香りが効いた「ピッグヘッドIPA」や、重厚な苦味と芳しい香りの虜になる「ラブポーション#9」、さらには四季に合わせた季節商品など、個性豊かなビールを造っている。特に人気なのは、日本初の米を使った白ビール「魚沼ライスヴァイツェン」だ。南魚沼産コシヒカリをたっぷりと使用しているため、米の甘味を感じられてとても飲みやすいと好評である。多種多様なビールを生産できるのは、醸造樽が小さく、回転の速い醸造が可能だからだ。クラフトビールの魅力は様々な味を楽しめることである。小規模であることの利点を生かして、クラフトビールの普及活動に勤しんでいる。

酵母の自家培養を各地に普及

「STRANGE Brewing & Lab」は自家培養酵母にこだわっている。ビール酵母は通常、アメリカの企業から輸入されるが、輸送段階で一部の酵母が死んでしまう可能性がある。そのまま使用すると、正常な発酵を促せず、レシピ通りの味が再現できないばかりか、嫌な発酵臭・変質臭などのオフフレーバーを発生させる原因となってしまう。自家培養であれば新鮮な酵母が使用でき、上質なビールが醸造できる。また、自家培養を自社で行うだけではなく、他の醸造所にも推奨。全国で新しく設立された醸造所を中心に、培養酵母醸造の輪を広げている。

  • STRANGE Brewing & Lab
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生産者紹介

代表取締役:佐藤雅史
代表取締役佐藤雅史

神奈川県横浜市出身。「STRANGE Brewing & Lab」の2代目代表。都内の大学を卒業後、地図製作会社に8年、ベンチャー企業に14年勤務する。大学生の頃からビールが苦手だったが、クラフトビールに出会ったことで「自分にも飲めるビールがあったのか」と感激。美味しいビールを求めてアメリカへ旅行に行くほど、クラフトビールの世界へとのめり込んでいった。ベンチャー企業を退職後、奥さんの地元である南魚沼市に移住する。初代社長との出会いをきっかけに「STRANGE Brewing & Lab」へ入社し、醸造と酵母培養を学ぶ。今後の目標は、自身の経験から「感動するビール」を作ることだと語ってくれた。

店舗詳細

店舗名称 STRANGE Brewing & Lab
住所 新潟県南魚沼市黒土新田79-5
営業時間 9:00~17:00
定休日 日曜、祝日