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新潟市西蒲区巻地区の柿農家が結成した「新潟柿酢事業協同組合」。規格外の柿を有効活用した「ぱしもんビネガー」で県内柿生産の新たな発展を目指す。

新潟柿酢事業協同組合 新潟市西蒲区から「八珍柿」の魅力を全国へ

新潟市西蒲区のブランド柿を有効利用

2018年1月、新潟県西蒲区巻地区の柿生産者らによって結成された「新潟柿酢事業協同組合」。巻地区は新潟県のブランド柿「八珍柿(はっちんがき)」の名産地である。八珍柿とは、平核無柿(ひらたねなしがき)という品種であり、その名の通り種が無い柿のこと。新潟県に存在する「越後七不思議」の8番目に不思議なことから「八珍柿」と呼ばれるようになった。毎年秋になると収穫される八珍柿であるが、その1~2割は傷や変形で規格外品となり、大半は有料で廃棄される。そんな"未利用柿"を有効活用するために、新潟柿酢事業協同組合では八珍柿を使用した柿酢「ぱしもんビネガー」の商品化を考案。約2年の歳月を経て形となり、販売をスタートした。

健康や美容に注目される「ぱしもんビネガー」

商品名の「ぱしもんビネガー」は、柿の英訳である"パーシモン"が由来。ほのかに香る柿の果実味と、穀物酢と比べてまろやかな口当たりが特徴だ。水で希釈するだけで、簡単に柿本来のビタミンやカリウムといった豊富な栄養素を取り入れられる。また、サラダのドレッシングや寿司酢など、幅広いアレンジも可能。今後は、新たな新潟土産として県外への流通が期待される。

県内柿生産発展の第一歩

大量に廃棄されていた「八珍柿」を有効利用できないかという生産者の長年の思いが形となった「ぱしもんビネガー」。今後は、全国での販路の拡大や知名度の向上を図ると共に、県内の他産地との連携を取った増産も視野に入れている。そして、柿生産の新しい発展を目指し、地域で一体と為りながら活性化に取り組んでいく。

  • 新潟柿酢事業協同組合
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生産者紹介

代表:坂下志
代表坂下志

新潟市西蒲区柿島で生まれた坂下さん。高校卒業後はJAへ入社し、議会議員を経て、定年後に農事組合法人「アグリ悠悠」を設立。今までの豊富な経験や人脈を生かし、特例農業法人である「たくみファーム」の会長を兼任している。2014年に国際的な農作物の安全管理規格である「グローバルGAP」を取得し、さらに障がい者雇用などで農業と福祉の連携を取りながら地域農業を活性化に努めている。県内柿生産の発展と"未利用柿"の有効活用という長年の夢を叶えるため、2018年1月新潟柿酢事業協同組合を設立。今後は県内の他産地とも手を組み、県内外への販路確保を目指していく。

店舗詳細

店舗名称 新潟柿酢事業協同組合
住所 新潟県新潟市西蒲区角田浜3536